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食事から始める花粉症対策

2020年05月22日
せきが出ている男性

花粉症対策に役立つ食材を摂取して予防を目指す方も増えています。特にポリフェノールを含んだ食品や乳酸菌、ムチンやセレンや亜鉛を含むものはおすすめできます。また食材によっては花粉症を招きやすくなったり、症状を悪化させるものもあります。食生活だけで治るわけではありませんが、家庭でできる食生活の改善を通して花粉症に強い体質を目指せます。

積極的に摂取してほしいのが、ポリフェノールを含んだ食品です。コーヒーや赤ワイン、緑茶やカカオなどに含まれている渋さや苦みの元になっている成分で抗酸化作用が知られています。活性酸素を抑制はアレルギーが悪化する要因の一つと考えられているので、抗酸化作用のある食品を積極的に摂取すると良いです。ポリフェノールは、熱しても壊れにくいという特性を持っており調理しやすいというメリットがあります。

ポリフェノールの一種であるフラボノイドを含む食品もおすすめできます。抗酸化作用に加えて免疫の調整やストレス緩和効果も期待できます。スーパーフラボノイドと呼ばれているナリルチンを多く含むじゃばら、フラボノイドの仲間であるイソフラボンを豊富に含む大豆や黒豆、ごまに含まれるセサミンなどもおすすめです。また、みかんやオレンジやレモンなどの柑橘類、はちみつやそばなどにも含まれており、カフェイン抜きの生活をしたい方にも利用してもらえます。

免疫機能を維持する亜鉛や抗酸化作用のあるセレン、鼻や涙腺や胃などの粘膜を再生するムチンを含む食品もおすすめです。亜鉛は牡蠣やレバーや牛肉に加えて小麦や玄米などの穀物類、チーズやほうれん草などに多く含まれます。またセレンはごまや豆腐や米みそなどに加えて、鰹節や豚レバーや鶏卵や鶏肉などに含まれており、日常的に摂取しやすい成分と言えます。納豆や山芋や里芋オクラやなめこ、そしてモロヘイヤやれんこんには、くしゃみなどの症状で痛めがちな粘膜の再生を助けるムチンが含まれています。

乳酸菌やビフィズス菌も花粉症対策に役立つと考えられています。代表的なのが、ヨーグルトや納豆や味噌などの発酵食品を摂取すると腸内フローラを調整し、善玉菌優位な体にしてくれます。一見すると、関係なさそうに見えますが、腸内フローラを整えるとアレルギーを緩和すると指摘されています。また食物繊維や善玉菌の餌となるオリゴ糖も取り入れると良いです。

青魚に含まれるDHAやEPAが、アレルギー反応の原因となるヒスタミンの働きを抑制してくれます。食物に含まれる脂質の中には、不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸があります。中でも不飽和脂肪酸は血液の流れを良くしたりコレステロール値や中性脂肪値を下げる効果が知られていますが、花粉症にも効果があることが分かってきました。刺し身で食べるのが理想的と指摘されており、揚げ物だと50%も減少し煮たり焼くと20%ほど減少します。アルミホイルに巻いて油を逃さないように焼くと摂取しやすいです。

摂取量が多いと花粉症を悪化させてしまう食品にも注意しないといけません。例えば動物性脂肪に多く含まれる、飽和脂肪酸の摂取量が多いと良くないと考えられています。またお菓子などに使われているトランス脂肪酸なども過剰に摂取すると良くないです。

家庭でできる対策として食事への注目が高まっていますが、これだけで花粉症が治るというわけではありません。しかし毎日の食事に花粉症対策を取り入れることで症状を緩和させることができ、花粉症に負けない体を目指せます。自分の症状や原因となる花粉の種類を知り、市販薬と併用すれば流行する季節を乗り切ることができます。いずれも自分でできる対策なので、食生活から改善してみてはどうでしょうか。

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