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花粉症対策は発症前の予防が重要な理由

2020年04月19日
薬を飲む様子

花粉症対策は発症前の予防対策が決め手です。一度でも発症してしまうとくしゃみや鼻水、鼻づまりや目のかゆみを緩和するために治療薬を使うのが一般的です。市販薬にもヒスタミンを抑制する作用を持つものもありますが、対処療法であるため継続して利用しなければなりません。

花粉症を軽く見がちですが、実は二次症状もあります。よく知られている症状としてくしゃみや鼻水、鼻づまりや目のかゆみなどがあり、四大症状と呼ばれています。この四大症状は一次症状とも言われており、花粉症を発症すると二次症状へと移行するのです。二次症状となるのが、頭痛や咳や吐き気です。

二次症状はいずれも、四大症状が悪化することで生じます。頭痛は、くしゃみが続くことで鼻腔内に炎症がおき、膿ができる副鼻腔炎や膿が溜まっていく蓄膿症が原因です。また咳は口呼吸が原因です。鼻づまりになると鼻呼吸ができなくなり、口呼吸することで細菌やウイルスが口腔内に入り、咳や痰などの原因になります。また口から入った花粉や鼻水を飲み込むことで吐き気や腹痛、下痢などの症状が出る場合もあります。軽く見られがちな花粉症ですが、実は日常生活に大きな影響を及ぼすのです。

発症前の花粉症予防に威力を発揮するのがじゃばらです。じゃばらは、柑橘類系の果物でレモンやライム、かぼすやゆずの仲間であり、酸味の強い味わいを特徴としています。花粉症に効果があるのが、果皮に含まれているフラボノイド系のナリルチンです。この成分には、アレルギー反応を起こすヒスタミンを抑制する効果があるため、くしゃみや咳、涙目や鼻づまりといった症状を抑制します。

かぼすやゆずなどの柑橘類にもナリルチンは含まれていますが、果肉と果皮いずれもじゃばらに比較するとはるかに少ないです。果肉100gあたりに含まれているナリルチンは、かぼすが40.50ug、ゆずは1170.45ug、対するじゃばらは1106.93ugと、約8~27倍もの差があります。また果皮100gで比較するとかぼすは493.05ug、ゆずは889.40ug、じゃばらは6606.55ugと約8~13倍の差です。

じゃばらは、もともと自生していた和歌山県北山村を中心に県内の生産量が約100tに達していて、全国の84%を占めています。花粉症対策効果が知られるはじめた2001年頃を境に、爆発的な人気を集めました。収穫時期が11月中頃から2月中旬なので、花粉症の流行時期である3~6月の前に食事に取り入れれば予防を目指せます。ジャムやジュースなどに加えて、温かい鍋によく合う味ぽんなどに加工されて販売しているので、生活に取り入れられます。

じゃばら食品を利用すると花粉症を予防できますが、どの季節からとり始めればよいのでしょうか。居住している地域や原因、流行する季節によって違ってきますが、おおよそ2~9月頃まで続けると良いでしょう。まず原因の80%を占めるスギ花粉の場合は、流行する2月から4月の終わり頃まで利用すると効果を実感しやすくなります。また北海道で多いカバノキ科の花粉が原因の場合は4月から6月頃までがよく、イネ科の植物が原因であれば5月から8月頃まで、ブタクサなど雑草が原因の場合は8月から9月頃まで利用すれば、花粉症の症状を予防できます。

花粉症は、一般的に思われているよりも深刻な症状です。日常生活に影響を及ぼすことに加えて、症状が悪化することで蓄膿症や副鼻腔炎、咳や吐き気や下痢といった二次症状を引き起こします。不快な症状を予防するには、アレルギー反応の原因であるヒスタミンの抑制がポイントです。特に抑制効果のあるナリルチンを多く含むじゃばら食品を利用すると予防を目指せます。

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